探究型金融教育
対象
中学校・高等学校
特徴
自分ごとになる「お金」の探究学習
一般社団法人日本金融教育支援機構では、中学生・高校生によって制作された、1分間の小学生向け金融教育動画を評価する教育イベント「FESコンテスト」を毎年開催しています。
「FESコンテスト」の応募作品を制作するにあたっては、「お金」をテーマに問いを見いだし、自分で課題を立て、情報を集め、整理・分析して、まとめ・表現する、探究学習のすべてのステップを踏む必要があります。学校の「総合的な学習(探究)」に対応し、問いを見つけ、社会と繋がる学びを提供します。
「FESコンテスト」出場をクラス全員のゴールとする金融教育の探究プログラムはこれまでも要望にお応えしていくつかの学校様で実施してまいりましたが、このたびパッケージとして展開することといたしました。
ご提供するのは、中学生・高校生が「FESコンテスト」への参加を目標として取り組む、探究学習型の金融教育プログラムです。
- 金融教育と探究学習を掛け合わせたパッケージの導入で、授業の準備時間を大幅削減
- 当機構の認定講師がオンラインで金融教育を実施(オプションで対面も可)
- オーダーメイドのカリキュラム
プログラム内容
プログラムは3ステップで構成されます。
カリキュラムは、ご希望の実施回数や時間数に合わせて調整可能です。
STEP
01
学習・テーマ設定
金融教育のプロである当機構の認定講師が、オンラインで「お金」の授業を行います。
「お金の8つの力」を軸とした学習を通してお金の問題に興味が湧いてきたら掘り下げ、課題(動画のテーマ)を設定します。
※所要時間(目安):120分
STEP
02
情報収集・分析
取材・インタビューや、インターネット、雑誌・書籍、新聞・パンフレットなど身近な資料を使って情報収集を行います。不明点は講師に質問。わからないことをわからないままにしないことが大切です。
※所要時間(目安):120分
STEP
03
表現・発信
学んだことを短い動画で小学生にうまく伝えるためには、まず自身がよく理解しておくことが必要です。表現・発信を前提として学ぶことにより、金融教育が自分ごとになるのです。
もちろん、他者に伝えるための表現力も求められます。動画のストーリーを改善するために改めて情報収集が必要になることもあります。
また、「FESコンテスト」に入賞すると、その作品は実際に当機構の講座などで教材として利用されます。自分の作品が誰かの学びに役立つことは、モチベーションアップにつながります。
動画制作も当機構講師がお手伝いします。
※所要時間(目安):120分
すべてのステップにおいて、当機構認定講師が伴走支援します。(※)
(※)プログラム実施時の講師による支援は、ビデオ会議ツール(基本的にZoom)を用いてオンラインで実施します。なお、講師が教室に伺い対面で支援するオプションもご用意しております。
授業準備のサポート
導入にあたっては貴校とともに、ニーズに合わせた授業設計を行います。
「探究の時間をどう設計すればよいかわからない」「金融教育をするための専門知識に自信がない」という先生方にも安心して探究型金融教育を実施いただけるよう、準備段階から以下のような支援を行います。
- 授業日程・授業時数に合わせて進行プランを調整
- 学校や学年の特性に最適な金融の導入授業をご提案
- 先生向けに、進行上のポイント・当機構講師との役割分担をまとめた指導案をご用意
- 貴校のご希望があれば、オンラインでの事前打合せや教員研修も対応可能
なお、 最小導入単位は学年単位とさせていただきます。
料金
個別にお問合せ下さい。
オプション
講師の現地派遣(講師1名を1回派遣する場合) 税別 30,000円・交通費別途
備考
「FESコンテスト」の探究的手法は、「次代を担う若者の育成を目指す教育活動への助成」を行う一般財団法人三菱みらい育成財団の助成を受けてスタートしました。
同財団が主催する「三菱みらい育成アワード2024」では、カテゴリー2「教育事業者等が行うより先進的、特徴的、効果的な『心のエンジンを駆動させるプログラム』」のグランプリを受賞しております。