「第3回FESコンテスト Supported by ゆうちょ銀行」受賞作品

日本最大級の金融教育の祭典
金融教育を自分ごとに!中高生が小学生向けに金融教育動画を考案した
第3回「FESコンテスト」全国大会・表彰式を開催!


文部科学大臣賞
審査員から最高得点を獲得し、協議の上選ばれた作品に贈られます。
いろいろな支払い方
大阪府立長野高等学校 高校3年 竹田 陽響(個人応募)
作品
受賞者プレゼン
審査員からのコメント
本作品は、キャッシュレスという身近なテーマを題材に、小学生にも理解しやすい形で伝えることを目的として構成された作品です。冒頭の数秒で「おもしろい」と感じさせる導入の工夫が随所に見られ、声や絵のかわいらしさを生かした表現によって、最後まで関心を保って視聴できる内容となっていました。プリペイドカードなど日常の支払いに目を向けた点も現実的で、キャッシュレスを自分ごととして捉えられる構成となっており、身近な生活と結びついた学びとして審査員の総合得点で決定しました。
大阪府地区大会で奨励賞を受賞しています

J-FLEC 理事長賞
金融経済教育推進機構(J-FLEC)によって最も優れていると認められた作品に贈られます。
たかが買い物 されど買い物
大手前丸亀中学・高等学校 高校1年 中下 心結(個人応募)
作品
受賞者プレゼン
審査員からのコメント
本作品は、買い物という誰もが行う身近な行動を「企業を応援すること」と結びつけ、買い物と投資の関係を分かりやすく伝えることを目的に構成された作品です。動画に織り込まれたクイズが視聴者の興味を引きつけ、最初の問いかけを最後に再提示する構成も、理解と記憶に残りやすい工夫として効果的に機能していました。身近な消費行動から経済の仕組みへと視野を広げている点が評価され、発想力と構成力、学びの深さが評価されました。
香川県地区大会で審査員特別賞を受賞しています

三菱みらい育成財団賞
三菱みらい育成財団のミッション達成、探究的な学びに最も貢献すると認められた作品に贈られます。

オーディエンス賞
当日の観覧者全員による投票で最多得票の作品に贈られます。
納税のすゝめ
成田高等学校付属中学校 中学2年 伊藤 隆(個人応募)
作品
受賞者プレゼン
審査員からのコメント
本作品は、モノクロに赤を差し色とした大胆なデザインと、時間をかけて多くの枚数を描いた手書き表現が強く印象に残る作品です。「納める」というテーマのもと、税金の使い道を丁寧に紹介し、とくに「国防」に触れた視点は、これまでの応募作品にはあまり見られない新鮮な着眼点でした。やや難しい内容でありながらも、技術力とメッセージ性の高さによって、小学生にも大切なことを考えさせる構成となっており、その独自性と表現力が評価されました。
千葉県地区大会で審査員特別賞を受賞しています

審査員特別賞
最もお金の興味関心を引く内容であり、お金を学ぶきっかけを生み出す作品に贈られます。
教えておじいちゃん!
大手前高松中学・高等学校 中学3年 森本 陽仁(個人応募)
作品
受賞者プレゼン
審査員からのコメント
本作品は、おじいちゃんとの会話という温かい設定を通して、投資について親しみを持って学べるよう工夫された作品です。株と聞いて「野菜のカブ」を思い浮かべる導入は小学生の共感を集め、自然と物語に引き込まれる構成となっていました。声や画像の質も高く、動画としての完成度も優れており、複雑に感じがちな投資のテーマをやさしく、分かりやすく、発信を絞って伝えていた点が高く評価されました。
香川県地区大会で知事賞を受賞しています

審査員特別賞
お金を借りることについて!
同志社香里中学校・高等学校 高校3年 廣瀬 稜(個人応募)
作品
受賞者プレゼン
審査員からのコメント
本作品は、動画を制作する上で事前に周囲の方にアンケートを取りながら、テーマを深めた点が特徴的な作品です。またローンの額の大きさをアイスに例えるなど、小学生にも分かりやすく、ローンのメリットと返済の必要性を短時間でバランスよく伝えていました。絵やフレーズの工夫によって内容がすっと理解できる構成となっており、調査手法と表現の両面において工夫が見られる点が評価されました。
兵庫県地区大会で最優秀賞を受賞しています

クリエイター賞
審査基準のうち、CreativityとExecutionの観点から最も優れた作品に贈られます。

大学生特別賞
大学生運営委員会が最も優れていると認められた作品に贈られます。
ジョンと考える貯金
筑紫女学園高等学校 高校1年 ローズ 栄凛(個人応募)
作品
受賞者プレゼン
審査員からのコメント
本作品は、あえてモノクロの世界観を用いた表現によって、独自の雰囲気をつくり出している作品です。感情の変化が丁寧に描かれ、視聴者の気持ちを自然と物語の中へ引き込む構成となっていました。シンプルなメッセージでありながら、「将来のことを考えて使い方を選ぶ」という大切な視点がしっかりと盛り込まれており、表現の独自性と完成度の高さの両面が高く評価されました。
福岡県地区大会で審査員特別賞を受賞しています

奨励賞
小学生の学習意欲と自主性を引き出した作品に贈られます。

小学生審査員賞
小学生審査員(事前の学校での審査を含む)から最多得票の作品に贈られます。
闇バイトダメ!!絶対!!
志学館高等部 高校1年 西川 実穂(団体応募)
作品
受賞者プレゼン
審査員からのコメント
本作品は、闇バイトという重いテーマを、音楽や効果音、テンポの良い展開によって、小学生にも伝わる形で表現した作品です。「働く意味」という前向きな視点を盛り込み、闇バイトの怖さを伝えるだけでなく、正しい道を選ぶ大切さが自然と伝わる構成となっていました。シンプルな絵や演出の工夫により情報が整理され、社会的な課題を扱いながらも教育的価値の高い内容に仕上げている点が評価されました。
千葉県地区大会で知事賞を受賞しています

奨励賞
お金を貯めるってかっこいい
福岡市立福岡西陵高等学校 高校2年 姫野 栞奈(団体応募)
作品
受賞者プレゼン
審査員からのコメント
本作品は、「貯める」という誰にとっても身近なテーマを分かりやすく整理し、コツコツ続けることの大切さを丁寧に伝えた作品です。かわいらしい表現の中に、預貯金の良さや日常の選択の重要性が自然に盛り込まれており、小学生にも親しみやすく届く構成となっていました。日常生活を見直すきっかけを与え、実践につながる学びとして実用性の高い点が評価されました。

奨励賞
正しく税金が使われる社会に!
愛媛県立松山中央高等学校 高校2年 越智 聖矢(団体応募)
作品
受賞者プレゼン
審査員からのコメント
本作品は、実写での語りかけを通して、税金という難しいテーマを身近に感じられるよう工夫された作品です。税金の高い・低いではなく、「どのように使われるべきか」という視点に注目し、環境問題とも結びつけて考えさせる構成は、理解を深める工夫として評価されました。コンパクトな構成の中で、税の役割を自分ごととして捉えられる点が評価されました。

企業特別賞



冠パートナーである株式会社ゆうちょ銀行によって最も優れていると認められた作品に贈られます。
貯める力を育てよう!
大和青藍高等学校 高校3年 藤川 海七美(個人応募)
作品
受賞者プレゼン

株式会社ゆうちょ銀行 広報部長 倉澤慶子様からのコメント
本作品は、動画とプレゼンテーションの双方から、お金の大切さをまっすぐに伝えようとする誠実な姿勢が強く感じられる作品です。貯めるためのステップや「未来のために」という前向きなメッセージが明確で、視聴者の前向きな行動を促す内容となっていました。「ほしいものリスト」に海外旅行という具体的な夢が描かれていた点も印象的で、学びが将来の目標につながっている点が評価されました。
コンテスト概要説明・来賓、審査員紹介
オープニングムービー、司会挨拶、機構代表理事挨拶
最終結果発表・表彰状授与
ご来賓 総評 安藤 聡 様
活動報告・閉会の挨拶
審査員

田内 学 TAUCHI Manabu
社会的金融教育家/お金の向こう研究所 代表
東京大学在学中に、国際大学対抗プログラミングコンテストアジア大会入賞。同大学大学院情報理工学系研究科修士課程修了。ゴールドマン・サックス証券入社。以後16年間、日本国債、円金利デリバティブ、長期為替などのトレーディングに従事。日本銀行による金利指標改革にも携わる。
単著に『きみのお金は誰のため』『お金のむこうに人がいる』。
共著では、文部科学省検定の高校社会科教科書(公共)。
『ドラゴン桜2』など監修協力も多数。

倉澤 慶子 KURASAWA Keiko
株式会社ゆうちょ銀行 広報部長
ゆうちょ銀行経営企画部サステナビリティ推進室長、総務部長などを経て、2025年4月から現職。
ゆうちょ銀行広報部では、広告宣伝活動のほか、1975年から続いており今年で50回目となる「ゆうちょアイディア貯金箱コンクール」の運営や、小中高生向け金融教育の企画などを実施している。

清水 順子 SHIMIZU Junko
学習院大学 経済学部 教授
一橋大学経済学部を卒業後、米系金融機関に就職。為替ディーラーとして東京市場、ロンドン市場で経験を積んだ後、一念発起して一橋大学大学院に再入学し、2004年に博士号を取得。日本企業の為替リスク管理に関する研究をまとめた書籍『Managing Currency Risk』 で2019年日経経済図書文化賞を受賞。金融リテラシー教育はこれまで大学生を中心に行っており、金融経済教育推進会議の委員も務める。

島村 昌征 SHIMAMURA Masayuki
金融経済教育推進機構(J-FLEC)教育企画部長
日本証券業協会常務執行役金融・証券教育支援本部長などを経て、令和6(2024)年7月より現職。
「金融サービスの提供及び利用環境の整備等に関する法律」に基づき設立された認可法人であるJ-FLECで、幅広い年齢層に向け、かつ、国民各々のニーズに応えた金融経済教育の機会を官民一体で全国的に拡充していくことを目的として活動している。

山中 伸枝 YAMANAKA Nobue
株式会社アセット・アドバンテージ 代表取締役
心とお財布を幸せにする専門家 ファイナンシャルプランナー(CFP®) 株式会社アセット・アドバンテージ 代表取締役 FP相談ねっと 代表 一般社団法人公的保険アドバイザー協会 理事 1993年米国オハイオ州立大学ビジネス学部卒業後メーカーに勤務。これからはひとりひとりが、自らの知識と信念で自分の人生を切り開いていく時代と痛感し、お金のアドバイザーであるファイナンシャルプランナー(FP)として2002年に独立。年金と資産運用、特に確定拠出年金やNISAの講演、ライフプラン相談を多数手掛ける。
執筆:金融庁サイト 有識者コラム連載、『50歳を過ぎたらやってはいけないお金の話』(東洋経済新報社)、『ど素人が始めるiDeCo(個人型確定拠出年金)の本』(翔泳社)他

仲岡 由麗江 NAKAOKA Yurie
レオス・キャピタルワークス株式会社 営業本部 副本部長兼レオス営業部長
メガバンク、運用会社、ネット証券での投資信託の販売、商品企画、マーケティング、iDeCoの運営管理に従事した後、2021年レオス・キャピタルワークス株式会社に入社。
上場プロジェクトに参画し、2023年4月上場。2024年7月より現職。
営業活動に従事するとともに「ひふみ金融経済教育ラボ」のメンバーとして幅広い世代へ「お金の本質」を伝える金融経済教育にも注力する。
2024年2月に発行された『投資家と考える10歳からのお金の話』では、各章の案内人としても登場している。その他、学校現場でも数多くの登壇実績を持つ。

伊東 愛結 ITO Ayumi
静岡大学 教育学部 1年
第2回FESコンテスト 審査員特別賞受賞
愛知県立豊橋南高等学校在学中、高校3年時に第2回FESコンテストへ出場し、「使う」をテーマにした作品『クレジットカードは魔法のカード??』で審査員特別賞を受賞。
高校3年の時に、教育コースの探究授業にて金融教育を研究したことをきっかけに関心を深め、現在は教員を志して静岡大学の教育学部にて学びを深めている。
パートナー(冠)

パートナー(シルバー)

パートナー(ブロンズ)

後援
主催

一般社団法人日本金融教育支援機構について

一般社団法人日本金融教育支援機構は「人生の選択肢を増やす金融教育を」の理念のもと設立された団体です。ファイナンシャル・プランナーの有資格者などが講師として所属する当機構では、幅広い世代の方が豊かな生活を送ることができるよう、さまざまな形で金融教育を行っています。
特に人生の重要な選択をする年齢層である中高生に対する金融教育の必要性より「FESコンテスト」や全国での中高校での出張授業に注力しています。
協会概要
当機構は消費者庁の消費者教育方針に従っています。消費者教育ポータルサイト



