2026年7月28日、本郷中学校・高等学校にて金融授業を実施いたしました。
本授業では、財務諸表の基礎と営業利益の構造をテーマに、生徒24名が、寿司店や回転寿司チェーンの事例を題材としたワークに参加。講師は、前半を大竹明彦、後半を鬼丸正彦が担当しました。


授業の様子
前半:財務諸表の基礎と財務分析
前半では、財務分析の全体像を学んだうえで、P/L(損益計算書)とB/S(貸借対照表)の基礎を学びました。
まず家計を財務諸表に見立て、B/SとP/Lの構造を理解しました。続いてその応用として、町の寿司屋を想定した財務諸表を組み立てるワークを行いました。P/Lのワークでは多くの生徒が正答に至り、なじみの薄いB/Sについても、理解を示す生徒が見られました。
さらに、くら寿司の財務諸表をもとに、講師が財務分析の視点を解説しました。その後、生徒はスシローの財務分析に挑戦しました。




営業利益の構造
後半では、営業利益の構造を理解するため、新規オープンの寿司店を題材に、寿司定食の利益を最大化するワークを行いました。価格・原価率・販管費にそれぞれ設定された数値を組み合わせて営業利益をつくる内容で、約9割以上の生徒が利益を最大化する組み合わせを選択しました。
ワーク後には、スシローとくら寿司の営業利益を分析して解説し、実際の企業の営業利益や営業利益率を確認しました。




参加者の感想
- 知は力なりと言うことを痛感した
- P/LやB/Sなど、はじめて聞いた言葉はたくさんあったが、これからの人生でかなり役立ちそうなことを聞けてよかった
- bsやplが身近なものとも繋がっていて面白かった
- 資産の種類や負債の種類の分別がわかった
- 全く財務に関して何も知識がない状態でこの講座を受けたのですが、そんな僕でも理解することができるくらいわかりやすかったです
- どのような広告にするのか、どこにお金をかければ顧客も増えて赤字にもならないのかを考えるのが面白かった
- 販管費率と利益の関係についてよく理解できた。実際には増減する人数は数値化されないので大変だろうなと思った
- 企業に投資をするときには当期純利益だけではなく営業利益と特別利益と特別損失も見るようにする
- 普段学校で習えないような内容を習うことができてかなり得をした気分
生徒たちは高い集中力で取り組み、授業後には講師への質問も多く寄せられました。当機構は、身近な題材を通して「お金」と「企業」を結びつけて考える学びを、今後も全国の中学校・高等学校にお届けしてまいります。

