第1回は終了しました
“金融教育を自分ごととして考える”ことを目的として、
大学生が主導し、小学生のための、中高生が制作する金融教育動画コンテストを開催しました。
全国42校156作品の中から選ばれた栄えある受賞作品の数々を、是非ご覧ください。
<教育現場の皆さまへ>
学校・行政にてぜひご自由に「金融教育の教材」としてご活用ください!
「FESコンテスト」とは?
FESコンテストとは、Financial Education Support Contest for Student の略称です。
大学生が主体となり、中高生が小学生のために金融教育動画を制作し、賞を競うコンテストです。
優秀な作品は、消費者庁の教材、当機構が開催する金融教育などで使用される予定です。
各年代の学生の方へ
受賞作品は教育現場における「金融教育教材」として活用でき、プログラム自体が生きた教材を生む仕掛けとなっています。
【学修ステージ】
金融をテーマとした作品制作にあたり、社会生活における金融問題を自分事として捉え、具体的事象を学ぶことができます。
当機構が策定した「お金の8つの力」から生徒自身が興味ある項目を選択して調べて学び、動画によって発信するという取り組みを通して、抽象的な金融教育ではなく、より具体的な経済循環を学ぶことを期待します。
応募作品は自分よりも下の世代に向けたものであるので、自己理解のみならず、他者へ伝える力が身に付く、PBL(課題解決型学習)でもあります。
【制作ステージ】
若年者の間で急速に広まっている動画コンテンツですが、学校教育現場において動画制作を学べる機会は多くありません。
生徒が自主的に動画を制作することで、学校現場ではなかなか対応できない実習面の機会を提供します。
また、当プログラムは主題となるテーマを変えることにより、多種多様な学習教材へと成りえます。
夏休みには、中高生を対象にしたワークショップを各地で行い、お金の力を学んだうえで動画のアイデアを出し合い、応募するサポートを行う予定です。
【活用ステージ】
近年の学校教育ではSDGsの取り組みが盛んに行われ、広く認知されていますが、金融教育においては必要性の認識は高まっているものの、明確な指標・尺度が存在しない創成期です。当機構は、金融教育を支援する団体として、独自のプログラムを展開しています。
コンテストは作品発表の場のみに留まらず、受賞作品はその後の公教育にて教材として活用できる、ハイブリットな金融教材です。
FESコンテストは、表彰されて終わりじゃないんです!
大学生の方へ
私たちと一緒に、下の世代のためのコンテストを運営することによって、社会に出る前に金融教育について学ぶ機会になるだけでなく、チームで大きなことを成し遂げるという経験を積み、就職活動や、社会人経験に生かしていただきたいです。
中高生の方へ
この動画コンテストは、皆さんが学んだことを「小学生のために」発信するという点が大きな特徴です。このコンテストに応募することで、身の回りの人以外の誰かに自分のメッセージを届けるという体験を通じて、ご自身の発信する力をつけるきっかけなります。
小学生の方へ
お兄さんお姉さんたちがつくってくれた動画を楽しみながら見ることで、お金のいろんな力を知って学んでくれたらうれしいです。
概要
募集テーマ
「Study部門」
- 1分以内の縦型動画
- お金に関する8つの力「使う」「稼ぐ」「納める」「貯める」「備える」「贈る」「借りる」「増やす」からテーマを一つを選択
- 小学生向けの金融教育の要素を含むこと
「Challenge部門」
各企業の提示するテーマから一つを選択
応募期間
2023年6月15日~2023年9月15日まで
応募資格
全国の中学生・高校生
※チーム・学校・個人応募ともに可
作品条件
1分以内の縦型動画、かつ提示されたテーマに沿ったオリジナル動画作品で、他のイベントやコンテストなどで未発表のもの
応募条件
- 45秒~60秒以内の動画作品。アニメーション、実写など表現方法は問いません。
- 文字の有無、アフレコの有無は問いません。
- 他者の著作権を侵害しないオリジナル作品を投稿ください。
- 販売する作品ではないため、人物が写った場合のモデルリリース(肖像権使用許諾同意書)等の提出は不要ですが、被写体への許諾は取ってください。
- 商品のロゴ等を消す必要はありません。
- 応募作品の件数に制限はありません。
- 音楽を付ける場合には商用利用可能な音源をご利用ください。
- 商用利用可能な音源を提供しているサイト例
https://pixta.jp/audio/
https://artlist.io/jp/ - 権利に関するトラブル等について当機構は責任を負いかねますので、ご了承ください。
著作権の扱い
映像化権および二次使用権など、入賞作に発生する著作権(著作権法第27条および第28条の権利を含む)は主催者に帰属します。
フライヤーダウンロード
FESコンテストは、学生主導型の企画です。大学生が主体となり運営し、小学生向けのコンテンツを中高生が考え応募する、『小学生のための金融教育を伝える動画コンテスト』です。
金融教育の「使う」「稼ぐ」「納める」「貯める」「備える」「贈る」「借りる」「増やす」8つの力を総合的に育成し、社会で生き抜く力を習得させます。
生徒が児童に向けた動画を制作するには、相手の立場を踏まえる必要があり、その結果、多角的な理解ならびに年齢に応じた段階的な学びを得る狙いがあります。
身近なお金のなかには税金も含まれており、その目的や使いみちをさまざまな角度から無理なく知る機会となることで、自分たちの生活に大きな関わりがあることに気づくきっかけづくりを担います。
応募方法
LINE公式アカウント、またはGoogleフォームでご応募ください。
選考ポイント
1次審査 選考ポイント | F: Fun(楽しさ) 動画が視聴者に楽しさや興味をもたらすかどうかを評価します。 E: Educational(教育的価値) 動画がお金に関する有益な知識や情報を提供しているかどうかを評価します。 S: Shareable(シェア可能性) 動画がSNSでシェアされやすく、他の人にも魅力的であるかどうかを評価します。 動画の内容がこの3つの基準を満たしているかを審査します。 |
最終審査 選考ポイント | 一次審査を通過した作品を、さらに以下の観点で最終審査を行います。 Impact(インパクト) 作品が、見ている人に与える影響の深さや大きさを評価します。動画を見た後に行動を起こすきっかけを与えるような内容であるか、見た人の考え方や意識を変えるような力があるかを見ます。 Creativity(創造性) 作品のオリジナリティや独自性を評価します。視覚的な表現方法や演出など、創造的な表現や独自の視点などを見ます。 Execution(実行力) 作品の制作技術を評価します。映像のクオリティ、編集の流れ、音声の明瞭さなどを見ます。 |
応募はこちらから
提出動画について
あなたの作品が「お金について考える」きっかけになる!
中高生の皆さんが、自分が小学生だった頃に知りたかったことを動画を通して伝えることで、中高生の皆さんが“自分事”として考えるきっかけを作ることができればとの想いから「FESコンテスト」は、スタートしました。
また、一生付き合うことになるお金と上手に付き合う上で必要な8つの力(使う・稼ぐ・納める・貯める・備える・贈る・借りる・増やす)を総合的に育成し、社会で生き抜く力を習得させることを目的としています。
さらに「FESコンテスト」を通じて、考える力、そして考えた自分のアイデアをすぐに形にできる“実行力”を身につけてもらいたいという思いもあります。
一次審査および最終審査により、最優秀賞など各賞を決定します。
ふるってご応募ください!
Study部門テーマアイコン
Study部門に向けた動画では、8つの力から選んだテーマ「使う」「稼ぐ」「納める」「貯める」「備える」「贈る」「借りる」「増やす」が分かりやすいように動画内にテーマアイコンと作品タイトルのある表紙を1枚含めて作成してください。以下より選んだテーマのアイコンをダウンロードして使用してください。
表紙イメージ
サンプル動画
審査スケジュール
1次審査の結果発表
2023年10月10日
日本金融教育支援機構の認定講師、ならびに実行委員(大学生)により審査を行い、1次審査の結果を当サイト上で発表します。
最終審査・受賞者発表
2023年10月31日
審査員による厳正な審査のもと、最終審査結果・受賞ノミネート作品の発表を行います。
受賞者面談
2023年11月1日~15日
受賞者と日本金融教育支援機構の理事にてオンラインの面談を実施
表彰式・交流会
表彰式にて受賞作品の「賞」を発表します。
開催日程
2023年11月26日(日) 9:45‐12:15(30分前開場)
場所
CPA会計学院 1号館
東京都新宿区新宿3-14-20 新宿テアトルビル5F
[Google map]
応募はこちらから
賞
Study部門賞
【テーマ】
8つの力「使う」「稼ぐ」「納める」「貯める」「備える」「贈る」「借りる」「増やす」のいずれか1つ
最優秀賞 1点
5万円相当
優秀賞 2点
3万円相当
万博賞 1点
2万円相当
奨励賞 2点
5000円相当
審査員特別賞 1点
1万円相当
クリエイター賞 (Smart Creator Award) 1点
1万円相当
独創的なアイデアや知識を持ち、クリエイティブなスキルや学びがある作品に贈られます。
学校の部
最優秀校賞 1校
特別ゲストによるオリジナル授業の開催
ワークショップを行った学校を対象に選考し、特別ゲストが来校して登壇します。
Challenge部門賞
ファミスク賞
テーマ:コロッケに関するお金クイズ
金融教育を行っているファミスクが、コロッケを題材にしたクイズと解答・解説の動画を募集します。コロッケを題材にお金についてのトピックを取り入れながら、縦型動画を1分以内で作成し、応募してください。
1万円相当
フローレンスFP賞
テーマ:健康とお金に関する発信
看護師に向けた金融教育を行っているフローレンスFPオフィスが、小学生に向けた「健康とお金の関わり」についての発信動画を募集します。健康であることとお金の関係などをわかりやすく説明しながら、縦型動画を1分以内で作成し、応募してください。
1万円相当
参加特典について
※受賞者特典:受賞された方は表彰式にて表彰状および副賞が授与されます。
※参加者特典:応募した方全員に「参加証明書」を発行します。
参加証明書
ご応募いただいたすべての方の、中高生の貴重な時間を費やしてFESコンテストに応募してくれた熱い想いに敬意を表して、「参加証明書」を発行します。
この証明書は、皆さんが小学生のための金融教育についてより理解を深めてほしいと懸命に取り組んでいただいたことを証明するものです。
夏の思い出に、真剣に取り組んだ記念に、高校や大学入試対策に、証明書を思いのまま自由にご活用ください。
応募はこちらから
審査員
1977年、兵庫県生まれ大阪育ち。
三菱信託銀行、プルデンシャル生命保険の後に投信業界へ。
さわかみ投信で副社長、ユニオン投信、tsumiki証券にて代表取締役を経て、2021年7月に「ひふみを売らないひふみ好き」としてレオス・キャピタルワークスへ。
また、プロ野球関西独立リーグ代表、(一財)さわかみ財団 理事、(公社)ジャパンチャレンジャープロジェクト 業務執行理事など、多方面で活躍中。
大学卒業後、ソニー株式会社等での勤務経験を経て、2007年の妊娠・出産を機に起業を決意。
2008年4月に日本初のスペースシェアリングサービス「軒先」代表としてサービスを開始、2009年に軒先株式会社を設立。ポップアップ向けスペースシェアの“軒先ビジネス”、駐車場シェアの“軒先パーキング”、飲食店シェアの”magari”を運営。2017年総務省ICT地域活性化大賞・奨励賞受賞。現在、全国の遊休スペースの活用提案に奔走。
東京都主催の女性経営者支援プログラム「NEW CONFERENCE」にメンターとして参画。
1976年香川県生まれ。一橋大学経済学部卒業後、コンサルティング会社等を経て帰郷し、経営破綻したことでんグループの再生に従事。ことでんグループ各社社長として、交通から地方の将来像を提案している。
並行してHOXIN(株)代表取締役CEO/個人投資家として地方スタートアップへの投資・支援を通じ、瀬戸内地域での新産業育成を推進。
複数のスタートアップ企業の社外取締役。2017年Forbes誌「日本を元気にする88人」にも選出。
香川大学非常勤講師。
心とお財布を幸せにする専門家。ファイナンシャルプランナー(CFP®)
一般社団法人公的保険アドバイザー協会理事。
1993年米国オハイオ州立大学ビジネス学部卒業後メーカーに勤務。これからはひとりひとりが、自らの知識と信念で自分の人生を切り開いていく時代と痛感し、お金のアドバイザーであるファイナンシャルプランナー(FP)として2002年に独立。年金と資産運用、特に確定拠出年金やNISAの講演、ライフプラン相談を多数手掛ける。 「金融庁サイト 有識者コラム」などのWeb連載や「いちからわかる!つみたてNISA&iDeCo」などの書籍も多数執筆。
実行委員
茂木 隼人
明治大学大学院
2年生
平山 智也
國學院大學
4年生
藤井 美羽
神戸女子大学
2年生
赤川 萌
青山学院大学
1年生
森 さくら
獨協大学
3年生
牧田 未来
フェリス女学院大学
2年生
佐藤 友美
北海学園大学
3年生
高鹿 綾華
慶應義塾大学
4年生
髙田 真梨奈
武蔵大学
2年生
鈴木 理央
駒澤大学
3年生
三宅 杏奈
関西大学
3年生
田中 アリーネ 愛弓
関西学院大学
3年生
長友 陽奈子
早稲田大学
3年生
小西 紗礼
中央大学
2年生
渡辺 梨子
東京女子大学
2年生
近藤 穂
関西大学
3年生
田所 翠
早稲田大学
4年生
花木 瑠音
明治大学
3年生
井上 結花
明治大学
3年生
坂井 愛
南山大学
3年生
久米 里佳
慶應義塾大学
2年生
秋間 安美香
立教大学
3年生
若林 柚希
西南学院大学
3年生
応募はこちらから
一般財団法人三菱みらい育成財団の
2023年度助成事業に採択されました!
一般社団法人日本金融教育支援機構の「FESコンテスト」が、一般財団法人三菱みらい育成財団の助成事業として『カテゴリー2:教育事業者等が行うより先進的、特徴的、効果的な「心のエンジンを駆動させるプログラム」』に採択されました。
一般社団法人日本金融教育支援機構は財団の支援を受けながら、FESコンテスト、全国各地もしくはオンラインのワークショップを実施します。
「EXPO 2025」に向けた取り組み
一般社団法人 日本金融教育支援機構は、
「TEAM EXPO 2025」共創チャレンジに参加しています。
いのち輝く未来社会のデザインをテーマにした大阪・関西万博は、開催の意義のひとつとして『日本の飛躍の契機に』を掲げています。
一般社団法人 日本金融教育支援機構は、金融教育の視点から「TEAM EXPO 2025」に参画し、日本の金融教育レベルを世界水準まで押し上げ、国際社会と共創していくことを目標にしています。
2025年の万博開催に向けて、子どもたちと一緒に日本を盛り立てていきます。
SDGsとの関わり
2030年までに「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のため、私たちは子どもたちが幼少期からお金に対する知識を身につけることから取り組みます。誰もが質の高い教育にアクセスする機会を創出し、不平等や貧困の連鎖を断ち、働き甲斐や経済成長に繋がる生活を実現するための取り組みを行ってまいります。
一般社団法人日本金融教育支援機構について
現在、当機構は小学校の授業で学ぶ消費者教育を土台に、高校で必修化となっている「金融教育」の支援をしています。行政とのイベント、学童保育、塾等にて文部科学省の方針である新・学習指導要領の金融教育内容と金融庁の金融広報中央委員会の金融教育プログラム、学校における金融教育の年齢層別目標を主軸にしながら、自分事として学べる楽しい金融教育の提供を行っております。
協会概要
当機構は消費者庁の消費者教育方針に従っています。消費者教育ポータルサイト