
8月17日(日)、やぶ市民交流広場 大会議室にて、小学生を対象とした金融教育ワークショップ「キッズ社長への挑戦状!ご当地お弁当をヒットさせるのはキミだ!? in養父市」を開催しました。
本ワークショップは、積水ハウス株式会社様による「積水ハウスマッチングプログラム」の助成事業として行われました。
テーマは、淡路市の特産品を使った「ご当地お弁当」。「アントレプレナーシップ教育」と「特産品による地域活性化」を組み合わせたワークショップです。今回は香川県と地元兵庫県から運営側として高校生が参加し、大学生や認定講師のサポートのもと、準備段階から中心的な役割を担いました。

ワークショップ:前半
ワークショップ前半では、「お金について」と「養父市の特産品について」の双方向型授業を実施しました。
クイズ形式で楽しみながら学べるお金クイズや、養父市の特産品をテーマにしたアウトプット型ワークを行い、多くの参加者が意欲的に取り組む姿が見られました。こうした活動が、その後のメインワークへとつながる大切な時間となります。


また、本イベントには養父市の大林市長にもお越しいただきました。
特産品ワークでは、市長からは養父市の特産品の紹介をいただいたほか、特産品を付箋に書き出すワークに対して直接フィードバックを頂戴しました。市長からは、ワークの成果に対するお褒めの言葉や後半のワークに向けた温かい応援のメッセージをいただき、小学生たちにとって大きな励みとなりました。


ワークショップ:後半
ワークショップの後半では「お弁当ができあがるまで」をテーマに学んだ後、実際に養父市の特産品を用いてオリジナルのお弁当を考案するワークを行いました。参加者は、前半で学んだ知識を活かしながら工夫を凝らしたメニューを考え出し、お弁当の魅力を高めていました。






「積水ハウスマッチングプログラム」は、自社従業員のアイデアと非営利団体の活動を融合し、地域社会との共創を通じて社会課題の解決をめざす、積水ハウス株式会社様の制度です。
当日は、積水ハウス株式会社の豊崎様にもご参加いただき、地域活性化事業についてのお話をお聞きするとともに、小学生たちのお弁当ワークに対して温かいフィードバックをいただきました。


ワークショップの最後には、小学生が2時間で学んだことを活かし、考案したオリジナルのお弁当を発表しました。
「誰に向けて」「どの養父の食材を使うのか」といった出発点から、「お弁当の原価や値段」「デザインや販売方法」といった実践的な要素まで、自信を持って発表してくれました。限られた時間の中で、子どもたちが自ら考え抜き、形にしたお弁当のプレゼンテーションは、大人顔負けの内容となりました。




参加者の声
小学生からは「お金に描かれている人物やお金のことがよくわかった」「何かを売るということは奥が深いんだと思った」といった声が寄せられました。今回のワークショップは、子どもたちにとって“初めての気づき”を得る機会となり、学びと体験を通じて金融教育や地域の魅力を身近に感じてもらえる貴重な時間となりました。
