灘中学校にて「納める」をテーマにした金融教育出前授業を実施

2026年6月23日(火)、兵庫県神戸市の灘中学校にて3年生を対象に金融教育の出前授業を開催しました。10時40分から11時30分、11時40分から12時30分の2コマにわたり、講師を一般社団法人日本金融教育支援機構の上田英男が務めました。

授業の様子

今回のテーマは、金融教育における8つの力のうち「納める」。授業は「会社員は一生でいくら税金を納めるのか」という問いから始まり、初任給20万円を例に、税金や社会保険料が給与から先に差し引かれる仕組みを確認しました。

続いて「税金は、国や会社に任せるものか、自分で考えるものか」という問いを軸に、源泉徴収と確定申告の違いを取り上げました。源泉徴収の利便性の裏にある「納めている実感の薄さ」に触れながら、便利な制度に任せつつも自分で確認する姿勢の大切さを伝えました。また、日本・アメリカ・イギリス・台湾の税金の納め方を比較し、台湾のレシート抽選制度を例に、税制が人の行動を変える仕組みでもあることを紹介しました。

授業後半では、講師自身の確定申告の体験談として、事前の見込みと税務署での試算が大きく異なった実例を紹介し、専門家任せにせず自分でも根拠に戻って確認することの大切さを伝えました。最後に、税金が教育、医療、道路、警察、消防、福祉、防衛など社会の土台を支えていることを確認し、公平か、無駄がないか、将来世代に説明できるかという視点から税金を考えることは社会の設計を考えることでもあると伝えました。

生徒からの感想

  • 確定申告の重要性がよく分かった
  • 税金を自分ごととして捉えることが大切だと感じた
  • 税制が人の行動を変える仕組みであることが印象に残った

教員アンバサダー・池田先生よりコメント

講師の上田さんのご経験に基づくお話しで、生徒たちの関心が高まりました。当日は、質問回答の時間が十分とれませんでしたが、後日、細かくご回答をまとめて頂きとてもありがたかったです。
学校のニーズに合わせた講義をして頂きました。

一般社団法人日本金融教育支援機構では、今後も学校・自治体・地域団体等と連携し、生徒が社会とのつながりを実感できる金融教育の出前授業を全国で展開してまいります。

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