2024年8月17日(日)、東京都武蔵野市にて、「第2回FESコンテスト」へ向けてのワークショップ、「FESコンテストへの道 in 東京都武蔵野市」を開催しました。会場は、東京都武蔵野市にある武蔵野芸能劇場です。
22名の中高生が参加してくれました。
このワークショップのゴールは、参加者全員が動画を完成させることでした。そのためにワークを通して、参加者同士やスタッフとお金の力について意見を交換し合い、動画のテーマを決めて、その場で撮影・編集を行っていただき、コンテストに動画を提出していただきました。
イベント内容
ワーク①:お金といえば?を考えよう。
まず、お金について思い浮かぶことを付箋に記入してもらい、その後、ホワイトボードに貼っていきました。
付箋に記入していく作業は、1人1班には必ずいるスタッフが中高生達に積極的に話題を挙げて、雑談を交えながら、にぎやかに進みました。
ホワイトボードには8つの力についてたくさんの付箋が貼られ、充実した内容になりました。
特に、「使う」「増やす」欄の付箋の量が多かったです。
お金を「使う」ということは、日常的に行われていると思います。しかし、「増やす」が今回2番目に多く話題に挙がっていたのは、大人だけではなく、子ども達の間でも、NISAや投資信託などの関心が高まっており、社会の中で金融教育が徐々に浸透していることを感じさせられました。
ワーク②:金融教育で小学生に伝えたいテーマを決めて動画を作ろう。
次に付箋に貼ってもらったテーマを元に、動画制作に入りました。「お金のたくさんの役割を知っているけれど、動画で小学生に何を伝えようか」と、一生懸命考えて取り組んでくれていました。
動画制作アプリで黙々と作業を始めるグループもいれば、「どのような流れにしようか」とスタッフと一緒に真剣に考える子や、「こんな動画を作りたい」と楽しそうに話してくれる子もいました。
最終的には、半分以上の中高生がワークショップの時間内に動画を提出してくださリました。そして、作ってくれた動画をいくつか抜粋し、みんなで鑑賞して楽しみました。
終わりに
武蔵野市のワークショップは、お金の知識に関心を持つ中高生が、たくさん集まってくれて充実した会になりました。1、2枚の付箋から動画をつくることは、「ただ知っている」だけではだめで、自分なりに理解した上でわかりやすく「伝える」ということであると思います。そのため、けっこう難しかっただろうなと感じています。それでも、参加してくれた中高生の皆さんは、面白くて学びになる動画を多数作ってくれました。本当にすごいなと思います。この活動が、彼らにとって、「自分が学んだことを今度は自分が誰かに伝える」という新たな一歩につながれば良いなと願っています。
参加してくださった中高生の皆さん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。