山梨英和高等学校で金融教育授業を実施

2025年10月3日、11月7日、11月28日の3日間にわたり、山梨英和高等学校にて高校1年生を対象とした金融教育授業を実施しました。本授業は、同校1年生(3クラス計72名)に向け、「お金の8つの力」の理解と、学んだ内容をもとに「自分たちで金融教育動画を制作する」という探究型プログラムとして行われました。講師は、メイン講師を清水秋美三澤恭子が、サブ講師を鎌倉一江高野具子が務めました。

前半:「お金の8つの力」を学ぶワーク

前半は、「お金の8つの力」(使う・稼ぐ・納める・貯める・備える・贈る・借りる・増やす)を付箋で書き出し、模造紙に貼るワークを実施。生徒たちは、8つの力に対する予備知識がない状態からスタートしましたが、タブレットで自ら調べながら連想できることを自由に付箋へ書き出していき、最終的には各クラスとも20〜40枚を超えるキーワードが集まりました。

講師によるインプットでは、クイズを交えながら「お金の8つの力」を学びました。当校教頭・上條先生のアルバイト経験も披露されたリアルな座学となり、生徒たちはメモを取りながら真剣に話を聞いてくれました。

後半:動画の企画・構成・制作に挑戦

後半では、金融教育動画の制作を実際に体験。まずは講師から、「動画作成はグループでも個人でもOK。自分がやりやすい進め方で大丈夫だよ」と伝え、最初の10分間は「どんな動画にしたいか」を自由に考える時間をとりました。

アイデアに悩む生徒には、過去の受賞作品を見せてイメージを広げてもらったり、講師が個別に声をかけながら一緒にテーマを整理する場面もありました。そうしたサポートを経て、時間が経つにつれ、生徒たちは自分のペースでどんどん制作を進めていきます。自作イラストをタブレットに取り込んでみたり、試しにテロップを入れてみたり、友達同士で構成をチェックし合ったりと活発な取り組みが見られました。

生徒からの感想

生徒アンケートでは、「とても分かりやすかった」「理解が深まった」といった声が多数寄せられ、授業を通じてお金への興味・関心が大きく高まったことがうかがえました。

特に、税金やクレジットカードの仕組み、ニーズとウォンツ、先取り貯金など「今まで知らなかった内容を学べた」という声が多く、身近なテーマとして自分ごと化できた様子が見られました。また、「価値を提供することが“稼ぐ”につながると知って考え方が変わった」「小学生に伝えるために自分の理解も深まった」という意見もあり、アウトプットを前提とした学習効果が表れています。

クイズ形式やテンポの良い進行にも好評が集まり、「楽しく学べた」という感想が多く寄せられました。

日本金融教育支援機構は、今後も教育現場での金融教育実践を通じて「若者が金融リテラシーを自分で育てられる未来」を学校と連携しながら支援してまいります。

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