2026年8月4日、文京区民センター2階 2A会議室にて、年中児から中学生を子育て中の区内在住・在勤者50人及び5歳から小学校3年生までの幼児・児童50人を対象とした金融教育講座「見えるお金」と「見えないお金」が実施されました。講師は、清水秋美、長澤雅美、大学生サポーター講師・髙嶋愛音が務めました。

本講座は、文京区教育委員会様からのご依頼により実施したものです。キャッシュレス決済が主流になりつつある現在、より早い段階からお金の仕組みや役割を理解することが求められている中で、若年層向け金融講座の経験と実績のある講師に「見えるお金」と「見えないお金」の企画・構成のご依頼をいただきました。親子参加型の講座ですが、「家庭教育講座」のため保護者のみの参加も可能で、申込日からすぐに定員に達した人気の講座となりました。

当日の様子
当日は、クイズ、体験、グループワークを組み合わせた90分間の講座を実施しました。「見えるお金」と「見えないお金」をテーマに、①お金クイズ・ニーズとウォンツクイズ ②お金の重さ体験ワーク ③キャッシュレスお買いもの体験ワーク ④ICカード工作(保護者向けミニ講座と並行実施)の4つのプログラムで構成しました。
① お金クイズ、ニーズとウォンツ
講座の序盤は、子どもたちが興味関心を持てるようクイズを中心として進め、お金の歴史や大切さ、上手な使い方を学びました。途中、笑い声があがったり、大きな声で答えてくれる児童もいて大変盛り上がりました。



② お金の重さ体験ワーク
1円玉1,000枚=1,000グラムのお金を一人一人に持ってもらう体験をしてもらいました。「見えないお金」を学ぶ前に、まず「見えるお金」をよく知ることが大切だという思いを込めたワークです。参加者が多かったため、重さ体験をしていないグループには、「お金クイズ」に出題したプラスチック紙幣(オーストラリアドル紙幣)を触ってみてもらう体験も並行して行いました。


③ キャッシュレスお買いもの体験ワーク
各グループに1枚配布した疑似ICカードを使ってのお買いもの体験です。最初は疑似ICカードのチャージ金額は明かさず、いくら入っているかを予想し、何をどれだけ買うか、なぜ買うのかを相談し、お買い物をしてもらいました。最後にチャージ金額を公開し、グループごとに結果を発表してもらいました。各グループ、一人一人のほしいものを買ったり、一つの商品を全員分買ったり、子どもたちは短い時間で色々な思考を巡らせながら体験ワークを楽しんでくれました。




④ 自分だけのICカードを作ろう(工作タイム) & 保護者向けミニ講座
キャッシュレス体験をした子どもたちは、シールやマスキングテープを貼ったり、絵を描いたりしてオリジナルのICカードを作りました。その間、保護者の方々には後方の別席に移動していただき、おこづかいの渡し方や講師の体験談を交えた実例、キャッシュレス管理の5原則等をお伝えしました。




最後は全員で、お金はありがとうのあかしであること、「見えるお金」も「見えないお金」も同じであること、お金を使う前に一旦立ち止まって理由を考えることの大切さを伝え、更に講座内容の復習と発展問題を掲載したワークシートをお渡しして、90分をしめくくりました。


参加者からの声
保護者の皆さまからは、「とても分かりやすかった」「おこづかいの渡し方の参考になった」「早速米ドルでおこづかいを渡してみようかな」などの嬉しい感想をいただきました。
クイズや体験ワークを通して、親子で楽しくお金について考え、また、キャッシュレス時代に即したお金との賢い向き合い方を探究するきっかけになったら講師一同嬉しく思います。当機構では、引き続き、親子でお金について話し合う機会を創出してまいります。

