一般社団法人日本金融教育支援機構は、2026年度前期、ヒューマンキャンパス高等学校にて金融教育授業をオンラインで実施しました。「金融経済」は水曜日、「投資」は木曜日に、それぞれ全12回にわたって開講し、当機構の認定講師・奥居剛史、伊藤陽一、大谷明、夏野拓也、上田英男、長尾由芳、川上真由美、鬼丸正彦が交代制で担当しました。
授業の様子
金融経済:お金の8つの力を、対話を通じて学ぶ
「金融経済」の授業では、「使う」「稼ぐ」「納める」「貯める」「備える」「贈る」など、お金の8つの力をテーマに、生徒との対話を重視しながら授業を進めました。生徒一人ひとりの考えや疑問をその場で丁寧に聞き取りながら授業を展開し、担任の先生がヒントを出す場面もあるなど、教室と一体となって進めました。
受講生からは、チャットを活用したり自らマイクをオンにして発言したりするなど、主体的に授業へ参加する様子が多く見られました。当初予定していた授業内容の範囲を超える質問も数多く寄せられ、生徒の関心の高さや学ぶ意欲の強さがうかがえました。
投資:シミュレーションと企業分析で「お金を増やす」を体感
「投資」の授業では、株式や投資信託などさまざまな投資対象、リスクとリターンの考え方、企業の財務情報の読み解き方(会社を見る目)、株価チャートの基礎など、資産運用の基本を段階的に学びました。
実践面では、個別銘柄のチャートを用いた株式売買のシミュレーションや、アプリを使った積立投資のシミュレーションを通じて、資産運用の必要性とリスクの両面を体感してもらいました。あわせて、SNS等で見られる投資詐欺の実例をもとに、詐欺の見分け方についても解説しました。
投資に強い関心を持つ生徒からは、自分なりの根拠を持った銘柄選定の考えが聞かれる一方、投資経験はまだ浅く情報に流されるリスクもあることから、クイズや考える時間を多く取り入れながら、投資判断について丁寧に伝えるよう工夫しました。








継続的な学びで、社会に出てからも役立つお金の知識を
お金の知識は、一度の授業だけで十分に身につくものではありません。ヒューマンキャンパス高等学校では、複数の認定講師が回ごとに授業を担当することで、幅広いテーマや視点から生徒の皆さんにお金の知識を届けています。当機構では、今後も継続的な授業を通じて、生徒が社会に出た後も生かせる金融リテラシーの育成を支援してまいります。

