
8月10日、弘前れんが倉庫美術館にて「第3回FESコンテスト」へ向けたワークショップ「FESコンテストへの道 in 青森県弘前市」を開催。7名の中高生にご参加いただきました。

ワークショップの様子
前半、参加者は2つのテーブルに分かれ、講師による「お金の8つの力」の説明を受けた後、各テーマに沿って思いついたアイデアを付箋に書き出し、グループごとに意見交換を行いました。各テーブルには大学生スタッフが同席し、参加者の考えを引き出したりサポートを行ったりしたことで、活発な意見交換ができました。参加者にとって大学生は相談しやすい存在であり、和やかな雰囲気の中で真剣に取り組む様子が見られました。




後半の動画制作では、完成まで進んだ参加者もいれば、構成を練っている最中に時間切れとなってしまう参加者もいましたが、いずれも楽しみながら意欲的に取り組んでいる姿が印象的でした。短い時間の中でも、参加者それぞれにとって新しい発見や刺激のある活動となったようです。




スタッフの声
また、本ワークショップでは、大学生スタッフの活躍も目立ちました。初めて運営に参加したスタッフも、緊張しながらも積極的に参加者に寄り添い、サポートに貢献しました。特に教育関連の進路を目指す大学生の積極的な姿勢が印象的であり、終了後には「よい経験になった」との感想が聞かれました。参加者と大学生スタッフ、双方にとって有意義な学びの場となったことがうかがえます。


参加者からの声
参加者からは、「すごくわかりやすかった」「楽しかった」という回答が多く、経済に対する苦手意識が和らぎ、主体的に学べる時間となったことが伝わりました。特に「貯める」の力が身近で意識しやすいと感じた声が多く、「欲しいものが買えない課題の解決につながる」「計画的に貯める習慣を身につけたい」といった具体的な気づきが得られれたようでした。また、「恩送りをお金でも実践できる」との意見や、「将来役立つ知識として『納める』『備える』を学べた」との声も寄せられました。
楽しみながら学びを深めることで、日常生活や将来の行動に結びつく学習機会を提供できたことをスタッフ一同、うれしく思います。

