2026年3月27日(金)東京証券取引所 Arrowsにて、見学ツアーおよび株式投資体験を実施しました。
本イベントは、Global Money Week 2026にあわせて実施した一連の取り組みの一環として、翌日に開催した金融教育フォーラムに先立ち実施したものです。
当日はガイドの案内のもと、株式市場の仕組みや歴史について学びながら、実際の市場の動きを体感しました。会場中央に設置されたチッカー(株価表示装置)は、売買の活発さに応じて回転速度が変化し、市場の動きを視覚的に捉えることができます。
参加者からは「知っている会社を見つけた!」といった声も上がり、株式市場を身近に感じる様子が見られました。


また、上場時に鳴らされる「上場の鐘」や、かつてはハンドサインで売買が行われ、約2,000人が取引に参加していたという歴史についても紹介されました。大人にとっては市場の成り立ちを感じられる興味深い内容である一方、子どもたちは現在の株価の動きや表示の変化など、目に見える部分により強く関心を示しており、世代による興味の違いも印象的でした。


見学の中では、他の参加者からの質問をきっかけに学びが深まる場面もありました。
主要銘柄の株価を見ながら「大企業でも株価が必ずしも高いわけではないのはなぜか」という疑問が生まれ、ガイドより、企業の価値を示す時価総額は「株価 × 発行株式数」で決まることが説明されました。
トヨタ自動車の例も紹介され、株価だけでなく発行株式数によって企業規模が決まること、多くの投資家が関わることで企業の広がりが生まれていることへの理解が深まりました。
さらに、市場区分(プライム・スタンダード・グロース)や、TOKYO PRO Marketといった仕組みについても学び、企業や市場の多様性について理解を深めました。
見学の最後には、上場の鐘付近のパネルに当機構名を表示いただき、記念撮影を行いました。

株式投資体験プログラム
見学後は、株式投資体験プログラムを実施しました。
参加者は3つの企業の株式を題材に売買を体験し、取引の途中では、海外市場の変動や感染症の流行、輸出の好調など、計8つのイベントが発生。
それらの影響を踏まえながら売買判断を行いました。
最終的には資産額に応じたランキングが発表され、
今回は当機構の教員アンバサダーが1位となり、会場からは驚きの声が上がりました。
結果発表を通じて、同じ情報の中でも判断によって結果が変わることを実感する場面となりました。


今後に向けて
今回の体験を通じて、参加者が経済の動きと自分の意思決定とのつながりを実感し、金融をより身近なものとして捉えるきっかけとなりました。また、本取り組みは翌日の金融教育フォーラムへとつながる機会ともなりました。
当機構では今後も、体験を通じて学ぶ金融教育の機会を提供してまいります。
