2026年7月7日、大手前高松中学・高等学校にて、金融教育出前授業「会社を大きくするためのお金の集め方」をオンラインで実施しました。当機構認定講師の上田英男がメイン講師を、川上真由美がサブ講師を務め、中学2年生・3年生・高校1年生の計141名が参加しました。




授業の様子
本講座は、当機構が提唱する「使う」「稼ぐ」「納める」「貯める」「備える」「贈る」「借りる」「増やす」という金融の8つの力のうち、「借りる」「増やす」「贈る」の3つに焦点を当てて構成されました。
冒頭では、生徒自身が「うどん屋を始めるなら何が必要か」を考えるワークを通じて、事業では売上より先にお金が出ていくこと、そのために資金調達が必要になることを確認しました。その上で、
- 借りる:借入は「悪」ではなく、目的・返済計画・信用があってこそ挑戦を進める道具になること
- 増やす:個人・企業それぞれの「増やす」の考え方の共通点は、未来の価値を信じて今のお金を投じることにあること
- 贈る:成長した企業が、お金だけでなく本業の力を通じて社会に価値を還元できること
を、具体的な問いかけとディスカッションを交えながら学びました。
企業事例としては、香川県高松市に本社を置くクレーンメーカー・株式会社タダノを取り上げました。1961年に掲げた経営理念「創造・奉仕・協力」のもと、香川県の学生への返還不要の奨学金給付(多田野奨学会)、花山宇宙文化財団への継続支援、高松・屋島へのスマートゴミ箱「SmaGO」の寄贈、イースター島モアイ像の修復プロジェクトなど、本業のクレーン技術を活かした社会貢献の具体例を紹介し、「贈る」がお金だけでなく企業の強みを社会価値に変える行為でもあることを伝えました。






教員アンバサダー・合田先生からコメント

今年も機構の認定講師による出前授業をオンラインで行っていただきました。「借りる」「増やす」「贈る」の3つの力にターゲットを絞り、分かりやすく伝えていただきました。今回の出前授業を起点としてFESコンテストに応募する動画の作成に取り組みます。出前授業後にその作成のワークショップを教員アンバサダーである私が実施しました。昨年はFESコンテスト全国大会にて1名受賞しました。今年はそれを超える成果が出ることを期待して認定講師・教員アンバサダー・生成AIを効果的にフル活用しています。
今回の講座で学んだ「目的・計画・信用があれば、お金は挑戦と未来をつなぐ道具になる」という視点をもとに、生徒たちは今後、FESコンテスト応募に向けた動画制作に取り組んでいく予定です。当機構は、認定講師と教員アンバサダーの連携による出前授業を通じて、引き続き次世代の金融経済教育を支援してまいります。

