
「教員アンバサダー」とは?
一般社団法人日本金融教育支援機構では「教員アンバサダー(以下、アンバサダー)」を募集しております。
2024年には国家戦略としての金融教育が本格始動するなど、金融教育を取り巻く環境は一段と変化しつつあります。
この変化を踏まえ、先生方には、金融教育の実践・普及ならびにご自身の学校での金融教育、FESコンテスト(金融教育動画コンテスト)を活用した授業カリキュラムのご提案等をお力添えをお願いしたく、アンバサダーのご登録をご案内しております。
学校教育に深い見識をお持ちの先生方のお力をお借りしながら、家庭科、公共、探究学習などの授業にて横断的に金融教育ならびにFESコンテストの価値を社会に普及させてまいります。

(アンバサダーキックオフMTGより)
教員アンバサダーご登録のメリット
- 全国のアンバサダー同士での金融教育にまつわる情報交換ができる
- FESコンテストスポンサー企業様との情報交換の機会を得られる
- 当機構に所属する金融教育講師との交流、意見交換の機会を得られる
- ご自身の金融教育に関する活動実績や成果の掲載場所となる
- 学校の授業や金融教育コンテンツ作成に関われる
- 教育のプロと金融のプロが同じ方向を見て取り組める
教員アンバサダーにご協力いただきたいこと
- お勤め先の学校様で、金融教育の出前授業の導入および実施に関する各種調整
- 生徒の皆さんへのFESコンテスト応募のご案内
- 金融教育へ高い関心をお持ちの、周りの先生方へのアンバサダーご案内
- 金融教育に関する活動成果のご共有(ご希望いただければ当機構HPに掲載可)
年間スケジュール

教員アンバサダー応募に際しご確認いただきたいこと
- アンバサダーへの応募には、お勤め先の学校様の許可をお取りください。
- アンバサダーの応募者は、お申込み後に当機構の事務局とご面談いただきます。
- アンバサダーとしてのご登録に際し入会金・参加料等をいただくことはございません。
応募条件
応募できるのは次の3点すべてに当てはまる方とします。
- 小学校・中学校・高等学校もしくはそれに類する日本国内の教育機関の教員等であること
- ご自身の学校の金融教育を担当している、または新たな金融教育を導入したい、金融教育に興味があるなど、立場に応じた金融教育へのご興味・ご関心があること
- 当機構の主旨に賛同し、ご自身の学校への出前授業FESコンテストの導入に取り組んでいただけること
教員アンバサダーの声

水野 雄人 先生
東京都立東久留米総合高等学校
Q.アンバサダーになった理由を教えてください。
教育現場で金融教育の必要性が高まる中、何か自分ができることはないかと模索する折、機構をみつけました。対話を重ねる中で、「躊躇なく新しい世界に飛び込んでいく感覚」が自分に似ている、ここなら自分との間にWIN -WINの関係を生み出せると思いました。
Q.アンバサダーとして、これまで何をされましたか?
「教員アンバサダー制度」の創設や、グローバルマネーウィークへの参画、金融教育フォーラムの開催などを提案し、採用されました。自分のやりたいことがビジネスモデルとして成立するか考え、提案することは、非常に学びの多い取り組みでした。
Q.アンバサダーになった感想をお聞かせください。
校種や教科、年齢を問わず、高い志を持つ他の教員の方や、機構の認定講師の方々とのつながりができ、私の教員人生にとって大きな財産となっています。
認定講師の方をお呼びして行った出前授業では、FPの方の専門知識や金融機関出身の方の実務経験に基づいたお話が、生徒にとっても、私自身にとっても非常に刺激的でした。

日山 貴浩 先生
尽誠学園高等学校
Q.アンバサダーになった理由を教えてください。
ある日、機構から「金融の出前授業をしませんか?」とお電話での提案をいただきました。FESコンテストを通じて子どもたちの金融知識を育てる授業提案をおもしろく感じ、意見交換をしていたときに、アンバサダー就任を打診されました。
機構の皆さんが子どもたちの未来を真剣に考えていることを知り、快諾しました。
Q.アンバサダーとして、これまで何をされましたか?
卒業を控えた3年生全員に贈る「社会に羽ばたく前に知っておきたいお金のこと」という講義を機構の皆さんと企画し、香川県地域活力推進課の方や地元の教育系YouTuberをゲストに招いて、2年連続で実施しました。また、自校生徒のFESコンテスト応募作品制作も指導しています。
Q.アンバサダーになった感想をお聞かせください。
意見をフラットに言い合い、ともに歩むうちに、関係がより深まったと感じています。機構との出会いで、多くの金融やビジネスの専門家と繋がることができ、新たな探究のパッケージを完成させるに至ったことも大きな成果です。

合田 意 先生
大手前高松中学・高等学校
Q.アンバサダーになった理由を教えてください。
これまでスポット的に外部機関と連携し、金融教育を実施してきましたが、いずれも打ち上げ花火的に終わってしまっていました。本機構のアンバサダーになれば、継続的・計画的に生徒の金融リテラシーを高めることができると考え、応募しました。
Q.アンバサダーとして、これまで何をされましたか?
おもに、機構から講師を招き、本校生徒のFESコンテスト参加に向けた出前授業を企画してきました。出前授業後には、FESコンテストに応募する動画の制作を夏休みの宿題としています。また、FESコンテスト地区大会やワークショップの運営協力もしており、機構のオンラインセミナーに登壇したこともあります。
Q.アンバサダーになった感想をお聞かせください。
探究授業のために外部と連携する役割を校内で担っており、一般企業の方とよくお会いします。その際「金融教育団体でこういう役割もやっています」と紹介すると、多くの場合、驚きながらも興味を持っていただけます。その意味で、機構は外部連携の促進剤としても機能しているように感じます。
よくある質問
- 出前授業には予算が必要ですか?
お勤め先の学校様の規定を参考にしつつご相談となります。
- オンラインでの出前授業は対応できますか?
可能です。
- 認定講師やサポーター会員との違いは何ですか?
アンバサダーの先生方にはお勤め先の学校での金融教育の導入に関することを中心にご協力いただいております。
認定講師やサポーター会員は場所・形式・対象者等をさらに拡張した金融教育の実践を担う、当機構所属の講師陣となります。
- 現在アンバサダーにご登録の先生方はどのような方がいらっしゃるのでしょうか?
こちらをご確認ください。
土浦日本大学中等教育学校で、根本先生と連携して金融教育を実施


横浜市立寛政中学校で、水山 先生と大学生運営委員会のメンバーと金融教育を実施


東久留米総合高等学校で、水野先生と連携して金融教育を実施

