
2025年3月28日、日本金融教育支援機構の事務局・正会員・教員アンバサダー・その友人と子どもたちを中心としたメンバーで、取引時間中の東京証券取引所(以下、東証)内部を案内付きで見学するツアーに参加しました。
このイベントは日頃オンラインだけでやり取りすることの多い機構メンバーの交流の機会として実施されたものです。当日は関東圏だけでなく大阪や石川からもメンバーが集い、総勢大人40名の団体での見学となりました。
かつては大勢の人が手サインで株の売買を行っていた立会場は、今ではおもに情報提供を行うためのスペース「東証アローズ」に変わっています。現在の株式取引は別の場所で情報を集約して処理されており、その場所は明かされていないのだと説明を受けました。
また当日は新規上場企業の上場セレモニーを行っており、遠くからその様子を見学したメンバーは生の上場セレモニーに興奮しておりました。
東証の歴史について実際に東証内を歩きながら教わったあとは「オープンプラットフォーム」に降り立ち、ニュースでよく見る大きな回転電光掲示板「チッカー」を間近に見ることができました。
大画面の株価ボード中央に「歓迎 一般社団法人日本金融教育支援機構様」の文字が映し出されるというとても嬉しい歓迎を受けました。
株式投資体験
タブレットに架空の会社の株価チャートが表示され、「買い」「売り」の取引をゲームとして楽しめます。次々にアナウンスされる経済ニュースによる株価変動をとらえて売買し、最高のリターンを上げる人は誰か。大人も子どもも懸命に取り組み、株取引のおもしろさ、株価と経済事象の関連性を実感しました。見学も含め、子どもたちにとっては格好の金融教育の場となりました。
交流会の様子
見学後、場所を移して交流の機会を持ちました。交流会では、普段オンラインで顔を合わせてはいるけど、あまり話す機会がないメンバーたちが名刺を交換し、日頃の活動や関心事項、これからやっていきたいことなど自由に意見交換、情報交換を行いました。
当機構の認定講師、教員アンバサダーの方々と立場を違えど、金融教育を軸に集まっているメンバー同士で話が尽きませんでした。
認定講師・教員アンバサダーともに増員して拡大しつつある当機構。普段それぞれの場所で金融教育に取り組んでいるメンバーが集うことができた今回、メンバーたちは互いに刺激を与えあい、今後の金融教育への取り組みに気持ちを新たにしました。
理事たちや機構設立時から活動している講師陣と新しいメンバーたちの距離も一層縮まり、金融教育の推進に改めて心を一つにする機会となりました。
当機構では、今後も金融教育を軸に様々な場を創出していきます。