
「第3回FESコンテスト Supported by ゆうちょ銀行」表彰式にて、2025年度のFESコンテストはすべての日程を終了しました。忙しい学校生活のなかご応募くださった皆さま、ありがとうございました。
地区大会を含め、すべての受賞作を公開いたしましたので、あらためて本年度の応募状況をお知らせします。
「第3回FESコンテスト Supported by ゆうちょ銀行」受賞作品
第3回「FESコンテスト」地区大会受賞作品


応募先大会別データ
| 応募した大会 | 作品数 | 参加人数 | 参加学校数 | 国公立校生徒 からの応募数 | 私立校生徒 からの応募数 |
| 愛知県地区大会 | 21 | 32 | 4 | 4 | 17 |
| 大阪府地区大会 | 36 | 48 | 9 | 3 | 33 |
| 香川県地区大会 | 215 | 257 | 12 | 9 | 206 |
| 群馬県地区大会 | 28 | 45 | 10 | 23 | 5 |
| 静岡県地区大会 | 33 | 67 | 7 | 11 | 22 |
| 千葉県地区大会 | 203 | 276 | 15 | 4 | 199 |
| 富山県地区大会 | 15 | 18 | 7 | 9 | 6 |
| 兵庫県地区大会 | 77 | 192 | 6 | 7 | 70 |
| 福岡県地区大会 | 114 | 175 | 28 | 51 | 63 |
| 山梨県地区大会 | 23 | 41 | 11 | 17 | 6 |
| 全国大会(その他の地区) | 132 | 198 | 65 | 31 | 101 |
| 合 計 | 897 | 1.349 | 174 | 169 | 728 |
※参加人数が作品数を上回るのは、団体応募があるため
※参加学校数は、参加者が通う学校の数をカウントしたもの


地区大会が開催される府県に居住または通学する生徒、またはその府県内で開催されたワークショップに参加した生徒は地区大会への応募、地区大会が開催されていない道府県の生徒は全国大会に応募するというルールで募集しました。
地区大会開催数を大幅に増やした第3回大会では、地区大会での受賞作品は全国大会の最終審査へ進出し、受賞を逃した作品はあらためて全国大会へのエントリーとなる仕組みを採用し、地区大会受賞作品にアドバンテージがありながらも、すべての地区大会応募作品が全国大会に進出できるようにしました。
上表の「全国大会」には、居住・通学地で地区大会が開催されず、最初から全国大会に応募した参加者のデータを掲載しています。
応募校の公私立比率

応募者(団体応募の場合は代表者)の所属する学校を国公立・私立の別でみると、私立校のほうが多くなっています。
応募数の多い香川県と千葉県において私立校生からの応募数が特に多く、全国的な私立校の割合を高くしています。
応募形態別比率

学校の授業で制作したり学校の課題として取り組んだりした応募者(作品数)は全体の約78%を占めました。
それ以外が個人で応募した参加者で、約22%となっています。
応募作品の「お金の8つの力」別比率
「お金の8つの力」のなかで最も多くテーマとして選ばれたのは例年どおり「使う」で、22%を占めました。
各「力」の割合は第2回とほぼ同じです。
第1回では「使う」の割合が35%であったため、それと比較すると第2回・第3回では最も身近な「使う」以外のお金の役割に目を向ける応募者が増えたことがわかります。

第4回FESコンテストへ向けて
こうした応募傾向から見えてくるのは、FESコンテストが「日常的な学びの一部」へと、着実に広がりを見せている姿です。
昨年度から地区大会を開催してきた香川・千葉で応募数が伸びていること、学校の課題として取り組む生徒が約8割にのぼることから、FESコンテストは学校現場に組み込まれる実践型学習として定着しつつあるとみられます。
第4回に向けては、こうしたデータと現場の声をもとに、より多くの学校・地域で無理なく取り組める仕組みを整え、金融教育が全国の教室に根づく環境づくりを進めてまいります。


