2024年7月28日(日)に、積水ハウス株式会社とマリオット・インターナショナルが実施する地方創生事業「Trip Base 道の駅プロジェクト」と連携し「フェアフィールド・バイ・マリオット・兵庫但馬やぶ」宿泊者限定の農業体験イベントと、宿泊者以外の方も参加可能な日本金融教育支援機構の金融教育イベント、農業体験型金融教育「やぶチャレ」を同日開催しました。
「やぶチャレ」では、開催にご協力いただいた養父市の広瀬栄市長をお招きし、ご挨拶をいただきました。
小学1年生から中学2年生までの9名が参加、講師は一般社団法人日本金融教育支援機構の皆越慎吾が務めました。
講座内容
講座の導入
お金に関するクイズを通じて、お金の成り立ちや新紙幣の肖像画に採用された人物、そして開催地である養父市にまつわる問題を出題しました。子供たちに「お金は身近で関わりのあるもの」という意識を持ってもらいました。
講義の前半
養父市について深く学ぶ講義を行いました。
養父市は西日本最大級の葉物野菜の生産地であることから「野菜」をテーマに、知っている野菜を書き出し、出席していた農家の方から養父市で収穫できる野菜について学びました。また、特産品カードを使用し、地域で売られているものを知るカリキュラムを実施。子供たちは特産品カードを使って新たな発見を楽しみました。
講義の後半
「道の駅で特産品や野菜をヒットさせるには」をテーマに講義を行いました。
道の駅とスーパーの特徴を比較し、道の駅は地域の特産品や野菜が集まる身近な場所であることや、そこでヒットさせるヒントを学びました。
子供たちからは「オモチャがついてくると嬉しい!」「おもしろい名前だと気になる!」「かわいいと買いたくなる!」といった意見が飛び交いました。さらに、消費者目線に立った考え方や、希少性や地域限定といった特別なものがヒットに繋がることも学びました。
ワーク
「道の駅で特産品や野菜をヒットさせるには」をテーマに、以下の3つのステップでワークを進めました。
- 会社を作ろう
- 商品を考えよう
- 売り方を考えよう
子供たちはそれぞれ思い思いの会社名や商品名を考え、どんな人に売りたいか、お客さんの気持ちを考えながら商品開発を行いました。「これを食べてホッとして欲しい!」といった発想が飛び出し、発表も行われました。大人では考えつかない自由な発想やアイデアが溢れ、子供たちは楽しく真剣にワークを進めました。
やぶチャレを通じて、子供たちが学んだことや経験したことが将来の糧になることを願っています。また、このような素晴らしい機会を関係者の皆様と共に作り上げることができ、心より嬉しく思います。
これからも地域と民間、行政が連携した活動を通じて、さらなる地方創生を目指して参ります。皆様の温かいご支援とご協力に感謝しつつ、次回のイベントでお会いできることを楽しみにしております。