
7月15日、大阪体育大学浪商学園高校にて3年生約250名を対象とした金融教育授業を実施しました。本授業は50分間に渡り体育館で全クラス合同にて行われ、中谷先生をはじめ7~8名の先生方にご同席いただきました。講師は、奥居 剛史が務めました。

授業冒頭では、DXハイスクール推進に取り組む株式会社TOKYO EDUCATION LAB の中谷氏より挨拶があり、生徒たちの関心が高まる中、授業がスタートしました。
前半:「自分をブランド化する」という考え方を学ぶ
講義の前半では、「小さな差別化の積み重ねが、自分の価値をつくる」というテーマで講話を行いました。
- 経験や強みをかけ合わせることで“レア人材”になれる
- 自分の価値が高まることで、選択肢が広がり、より良い収入やキャリアを狙える
- 近年はIT関連の業界が人気で平均年収も高い傾向がある
- 業界に関わらず、ITスキルを持つ人材へのニーズは高い


これらを、講師自身の体験談を交えながら紹介。生徒たちは「価値は自分でつくれる」という視点を新しく受け止めながら、真剣に耳を傾けていました。
後半:月収22万円の“リアルな生活設計”をシミュレーション
後半は、生徒一人ひとりが社会人になったと仮定し、生活収支を組み立てるワークを実施しました。

自分の生活スタイルを思い浮かべながら一つひとつ数字を入れていく作業は、生徒たちにとって想像以上に難しく、同時に“お金の使い方を考える力”を養う時間にもなったようです。


机上の計算ではなく、自分の選択が数字として返ってくるこのワークを通じて、生徒たちは“働くこと”“暮らすこと”を具体的にイメージするきっかけを掴んだようでした。
当機構は、今後も学校や地域と連携し、若者が「人生の選択肢を増やす」ための金融教育を継続して提供してまいります。