2023年10月30日、日本体育大学柏高等学校様のご依頼で、「株式について学んでみよう!」というテーマで、金融教育の出前授業を開催しました。
講師からの解説を行った上で、生活に身近な会社の株式について調べるグループワークも実施する、体験型メインの内容で実施しました。
司会は、一般社団法人日本金融教育支援機構の認定講師である佐藤彰と大竹明彦が担当しました。株式がどんなものか、高校生にも身近な具体例を交えながら解説しました。
加えて、株式を学ぶと、会社、経済、社会の3つを知ることができることを、高校生もよく知っている会社や世間で話題になったニュースなどを題材に、クイズを出して答えていただきました。
具体例:
- 明治ホールディングスは何を専門とする会社ですか?
- 2020年の春先にトヨタの株価が急落したのはなぜですか?
- FOOD & LIFE COMPANIES(スシローの運営会社)の株価が2023年1月末に急落したのはどうしてですか?
最後は、牛丼チェーン等を展開している吉野家ホールディングスとゼンショーホールディングスの特徴を調べて、1か月後の株価を予想する演習に取り組んでいただき、生徒さんに発表いただきました。
参加した生徒さんからは、
同じものを売っている場所でも、株価が変わることを学べた
株には、危険なこともあることが、理解できた
わかりやすい図を提示してくれた点がよかったし、2人で話を進行するスタイルがよかった
今まであまり興味を持っていなかったけど、今回の講座を機に、興味を持つことができた
など、学びに関する感想や授業内容に関する感想、株式に対する興味関心が高まった旨の感想もいただきました。
株式について学ぶことで、将来の進路選択など社会で生き抜く力につながれば幸いです。
一般社団法人日本金融教育支援機構では、このように各学校およびクラスごとの特徴に応じたカリキュラム作成および講義の実施に努めております。今後、新たに金融教育の授業を企画されている学校関係者様は、お気軽に当機構までお問い合わせください。